■内覧会とは何か
内覧会はマンションが引き渡される前に、施工会社または販売会社の立会いの下に、購入者が専有部分とバルコニーなどの専用使用部分の検査をする会です。
技術的知識が不足している一般の購入者は、一級建築士やマンション管理士などの専門家を同行し、立ち会ってもらいましょう。
費用は5万円程度であり、第三者の立場からさまざまな指摘をしてもらうことが良い結果につながります。
■チェックポイント(首都圏マンション管理士会のマニュアルより)
次のような点を注意して見るようにしましょう。
- タオル掛け、排気フードのつけ忘れ
- クロスの傷、ジョイント不良
- 建具の傷
- キッチンカウンターの傷
- 換気口のダクトの外れ(点検口)
- 天井裏のゴミ(点検口)
- バリアフリーの場合の段差チェック(特に浴室)
- メータボックス、パイプシャフト内の床モルタル仕上げチェック
(パイプに隙間があると鳥・虫等が侵入する恐れがある)
■内覧会同行サービス
当社の一級建築士およびマンション管理士がプロとして80項目に及ぶリストに基づいてチェックを行い、次のような措置をとります。
- 修繕箇所および修繕方法等について施工会社と詳細な打ち合わせを行います。
- 所定の様式により内覧会調査結果報告書を提出します。
(原則として1週間以内にメールにてご送付) - 検査日より5年間、無償でご相談にお答えします。
料金
100uまで 52,500円(税込)
100u以上 10uごとに5,250円(税込)を加算します。
(標準的な所要時間は3時間を予定しています。)
なおチェックには次のような限界があることをご了解ください。
- チェックの範囲は専有部分と共用部分のうちバルコニー等専用使用部分です。
- 現時点での検査であり、また躯体や下地は検査の対象となりません。
- チェックに際しては、法的な基準および優良住宅部品認定基準が判断の
基準になります。 - 設計図・仕様書等の資料が用意されていない場合には物件のみの確認に
なります。 - ガス・水道などが出ない場合には検査の対象になりません。